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鳥栖、さらなる外国人選手の加入迫る…J史上初となるアルジェリア国籍の中盤を獲得か?

text by 編集部 photo by Getty Images

タハール
アルジェリア人のアイメン・タハール【写真:Getty Images】

 J1のサガン鳥栖は、さらなる外国人選手の加入が迫っているようだ。関係者によると、26歳のアルジェリア人MFアイメン・タハールを獲得する可能性が高くなっているという。

 タハールはルーマニアの名門ステアウア・ブカレストに所属しており、今年1月まではポルトガル1部リーグのボアビスタに期限付き移籍していた。

 U-20アルジェリア代表歴を持っているが出身地はイングランドで、シェフィールド・ユナイテッドの下部組織出身である。これまでJリーグにアルジェリア国籍で登録された選手はおらず、仮にアルジェリア国籍で登録されればJリーグ史上初の選手となる。

 Jリーグはすでに7月29日に夏の移籍市場が締切となっているが、タハールは所属のステアウア・ブカレストと契約解除することで双方合意に至っているため、登録期間外にフリーで加入が出来るのだという。

 追加登録期限は9月16日までとなっているため、ここまでに登録が完了すればリーグ後半戦の出場が可能になる。

 昨季のステアウア・ブカレストではチャンピオンズリーグ本戦出場を懸けた予備予選2回戦と3回戦にも出場しているが、チームは3回戦で敗退となり本大会出場とはならなかった。

 本職のポジションは中盤で、抜群のスタミナを誇りピッチ内を縦横無尽に駆け回るのが特徴的な選手だ。攻守に渡って献身的に走り回り、スピードもある。

 鳥栖はこの夏にペク・ソンドンとチェ・ソングンが期限付き移籍で退団し、モロッコ人FWムスタファ・エル・カビルを獲得するなど外国人選手の刷新を図っている。

(プレー分析:Wyscout)

【了】

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