2点ビハインドとなったが…
【日本 2-2 コロンビア リオデジャネイロオリンピック1次リーグ】
現地時間7日にリオデジャネイロオリンピック1次リーグが行われ、日本代表はコロンビア代表と対戦。
コロンビアは初戦のスウェーデン戦に引き分け勝ち点1となっている。対する日本はナイジェリア代表との接戦の末に4-5で敗れ、初戦黒星スタートとなった。今回の試合で負ければ敗退の日本は、コロンビア戦で選手を数人入れ替えている。
ナイジェリア戦で先発だったGK櫛引政敏、MF原川力、MF大島僚太、MF南野拓実がベンチスタートとなり、代わりにGK中村航輔、MF矢島慎也、MF井手口陽介、FW浅野拓磨がスタメン出場となった。オーバーエイジ枠で選出の3人も先発に名を連ねている。
試合開始して11分、右サイドからゴール前にクロスを入れると中央で矢島がシュート。相手GKが弾いたボールを浅野がつめたがオフサイドとなった。対するコロンビアは18分にミゲル・ボルハが強烈なシュートを放つもGK中村がファインセーブを見せる。さらに28分にもピンチを迎えたが塩谷が全力で戻り失点を防いだ。
日本は33分に左サイドのクロスからチャンスを迎えるも、藤春のヘディングシュートはゴール右に外れてしまう。前半はお互いにチャンスを作ったが、0-0のまま折り返すこととなった。
後半に入ると日本は早くもチャンスを作る。46分に前線でボールを奪った浅野がシュートを放つが惜しくもバーに弾かれる。48分にも立て続けにチャンスを作ったが決めることができない。
しかし、先に均衡を破ったのはコロンビアだった。59分にワンツーパスで日本の守備を崩すと、最後はテオフィロ・グティエレスが豪快なシュートを決めてコロンビアが先制する。日本のペースだったものの先にゴールを許してしまった。
さらに64分、クリアの判断を迷った藤春がミスしてしまいオウンゴール。だが、諦めない日本は67分にゴール前でパスをつなぎ浅野が豪快なシュートをゴールに突き刺す。続く74分には中島翔哉が追加点を決めて同点に追いついた。
結局、日本はコロンビアと2-2で引き分け、グループステージ突破の可能性を残している。1968年のメキシコ五輪以来、48年ぶりとなるメダル獲得に向けて望みをつないでいる。
【得点者】
59分 0-1 グティエレス(コロンビア)
64分 0-2 オウンゴール(コロンビア)
67分 1-2 浅野(日本)
74分 2-2 中島(日本)
【了】