フットボールチャンネル

岡崎はPK奪取で貢献。レスター、伝家の宝刀炸裂で豪雨の激闘制し今季初勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

レスター
見事なカウンターからヴァーディーが今季初ゴール【写真:Getty Images】

【レスター 2-1 スウォンジー プレミアリーグ第3節】

 プレミアリーグ第3節が現地時間27日に行われ、レスター・シティはホームでスウォンジーを迎え撃った。

 開幕から2試合勝利のない王者レスターは、スタメンを前節から1人変更。アーセナル戦で負傷したメンディに代わり、アマーティーが今季初先発を果たした。岡崎は2試合連続のスタメンでヴァーディーとコンビを組む。

 猛烈な勢いで勝ち星を積み上げた昨季とは打って変わり、今季は2試合で1得点しか奪えて居ないでスター。エースのヴァーディーは未だ無得点と苦しんでいる。しかし、この試合ではチーム最大の持ち味がようやく発揮された。

 32分、レスターは中盤の低い位置でボールを奪うと、ドリンクウォーターが前線に1人残っていたヴァーディーめがけてロングパスを送る。そのボールに反応した快足ストライカーは追いすがるアマトを振り切り、ゴール右隅に今季初ゴールをたたき込んだ。

 先制して余裕が生まれたのか、レスター選手たちに勢いが出てくる。52分、マハレズが蹴ったコーナーキックのボールをフートが競り、こぼれ球を主将モーガンが押し込んで追加点。リードを2点に広げる。

 さらに56分、今度は岡崎がペナルティエリア内で相手選手に倒されてPKを獲得する。しかし、マハレズが蹴った3点目へのシュートはGKファビアンスキのファインセーブに阻まれてしまった。

 その直後、レスターのゴールマウスを守り続けてきたシュマイケルがペナルティエリア外に飛び出してボールを処理したところで自ら交代を求める。思わぬアクシデントで新加入のツィーラーがプレミアリーグデビューを飾った。

 岡崎は80分までプレーし、ウジョアとの交代でピッチを退いた。レスターはフェルにゴールを許してスウォンジーに1点差まで迫られたが、それ以上ゴールを許さず。豪雨の中で行われた一戦を制し、今季初勝利を挙げた。

【得点者】
32分 1-0 ヴァーディー(レスター)
52分 2-0 モーガン(レスター)
80分 2-1 フェル(スウォンジー)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top