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デ・ロッシ、未来のローマ主将“落第”。キャプテンマークを後輩へ奪われる

text by 編集部 photo by Getty Images

ダニエレ・デ・ロッシ
CLポルト戦でのMFダニエレ・デ・ロッシ【写真:Getty Images】

 来季からローマのキャプテンになるダニエレ・デ・ロッシの将来に暗雲が漂っているようだ。28日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 現地時間28日に行われたイタリア・セリエA第2節で予期せぬハプニングが起きた。ローマの主将フランチェスコ・トッティが怪我で欠場したために、副主将のデ・ロッシがキャプテンマークを巻くものだと思われていた。しかし、ローマの生え抜きである後輩のアレッサンドロ・フロレンツィがマークを巻いて試合に出場している。

 デ・ロッシは、先日ポルトと対戦したチャンピオンズリーグ(CL)2ndレグで、40分にした愚かな行為によりキャリアで14回目の退場処分を下された。その重大で無責任なミスが、キャプテンマークをはく奪される原因となっている。

 そのことについて、ローマのルチアーノ・スパレッティ監督が説明した。同監督は、「我々は結束したグループだ。デ・ロッシも全員が守るべき規則があることに納得している」と返答。そして、「この状況はこれから先もまだ続くべきだね。彼とはチームの前で言う前に面と向かって話をした」と本人に直接その理由を説明したことを明かしている。

 トッティが今季で現役を引退するために、来季からローマのキャプテンとなるデ・ロッシ。しかし現在結ばれている契約は、今季終了後に期限を迎える。そのことからも、CLでの愚行が今後に影響を及ぼすことになるかもしれない。

【了】

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