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PSG、86億円で独代表MFを獲得へ。移籍市場終盤に“爆買い”スイッチオン

text by 編集部 photo by Getty Images

ユリアン・ドラクスラー
移籍の噂がされるMFユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】

 今夏に大人しかったパリ・サンジェルマン(PSG)は、最後までサプライズを残しておいたようだ。29日にドイツ紙『ビルト』が報じている。

 チャンピオンズリーグ(CL)制覇を今季の目標に掲げているPSG。クラブはヨーロッパリーグ3連覇を達成したウナイ・エメリ氏を新監督へ招聘し、当時には補強資金として天文学的な数字である2億5000万ユーロ(約287億円)を用意したと報じられていた。

 ところが、蓋を開けてみるとかなり控え目な補強となっている。昨季までのチームのエースであるズラタン・イブラヒモビッチを契約満了で失ったクラブが今夏に投じた金額は、僅か7200万ユーロ(約82億円)のみ。今夏の最初に期待させた補強資金とはだいぶかけ離れた数字となっている。

 しかし、クラブは最後にサプライズを残しておいたようだ。PSGは、今夏に「ビッグクラブへ移籍したい」と不満を口にしたヴォルフスブルクに所属するドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーの獲得するために、これから7500万ユーロ(約86億円)を投じるつもりでいるという。一方で、ヴォルフスブルクはまだオファーに返答を返してはいないと報じられている。

 今夏の移籍市場の最後に大型補強を企むPSG。果たして残り数日間で世界を注目させるようなサプライズを起こせるだろうか。

【了】

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