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選手22人の価値は915億円。マンチェスターダービーは”史上最高額の一戦”に

text by 編集部 photo by Getty Images

ポール・ポグバとズラタン・イブラヒモビッチ
ポール・ポグバ(左)とズラタン・イブラヒモビッチ(右)【写真:Getty Images】

 今週末に開催されるマンチェスター・ダービーは、両チームの先発選手の価値の合計額がサッカー界の歴史上最高額に達する試合になるという。7日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 ユナイテッドとシティはともに開幕から3戦全勝を収めており、今回のダービーマッチは首位の座を懸けた大一番。ジョゼ・モウリーニョ監督とジョゼップ・グアルディオラ監督の名将対決にも注目が集まる。様々な点で世界中から関心の目が集中する一戦には、”史上最高額のマッチアップ”という一面もある。

 ユナイテッドがユベントスから歴代最高額の移籍金で獲得したMFポール・ポグバも含め、シティ戦での先発が予想されるユナイテッドの11人がクラブに加入した際の移籍金の合計額は3億5055万ポンド。フリートランスファーで加入したFWズラタン・イブラヒモビッチの金額をゼロとしても、他の10人だけでこの金額となる。

 一方のシティは、昨年夏にクラブレコードで獲得したMFケビン・デ・ブルイネを筆頭に、予想先発11人の合計額が3億2185万ポンド。両チームの22人を合計すると、実に6億7240万ポンド(約915億円)の選手たちがピッチ上でぶつかり合うことになる。

『スカイ・スポーツ』によれば、現在までに先発22人の移籍金の合計額が最も高かった試合は、2015年11月に行われたレアル・マドリー対バルセロナの”エル・クラシコ”だという。マドリーの11人の合計額は3億7045万ポンドで、今回のダービーマッチのユナイテッドを上回っているが、加入時に移籍金の発生していない下部組織出身選手が3人含まれたバルサは1億9155万ポンドにとどまり、両チーム合計で5億6200万ポンド(約765億円)だったという計算だ。

【了】

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