シャルケの内田篤人【写真:Getty Images】
シャルケの日本代表DF内田篤人は、年内にも実践に復帰するかもしれない。独メディア『フースバル・ニュース』が伝えている。
内田は重度の右膝の負傷に苦しめられており、クラブでは2015年3月に行われたリーグ戦を最後に出場できていない。実践からはおよそ1年半遠ざかっており、昨季は1度もリーグ戦に出場していない。
しかし、復帰の時期も近づいているという。シャルケのクラブドクターを務めるアクセル・シュスター氏は、同メディアに対して語った。
「最近のアツトは良い感じだ。彼は日本で調子を取り戻した。もし全てが順調に進めば、今年中にはプレーできるだろう。我々は待っているが、注意している」
復帰に向けたリハビリを続けるも、復帰と離脱を繰り返してきた内田。最近では日本で治療を進めており、本人も常々復帰に向けては焦ることなく慎重な姿勢を見せている。
内田が離脱している間、シャルケは右サイドバックのポジションを積極的に補強しており、昨季はルドゴレツからジュニオール・カイサラ、今季はセビージャからコケを獲得している。
日本代表でも酒井宏樹や酒井高徳が定位置を掴みつつあり、復帰後はクラブでも代表でも激しいポジション争いが待っているかもしれない。
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