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セスク、出番を求めて冬に移籍か。セリエAの3大ビッグが獲得を巡って争奪戦開始

text by 編集部 photo by Getty Images

セスク・ファブレガス
去就が注目されるセスク・ファブレガス【写真:Getty Images】

 チェルシーに所属するスペイン代表MFセスク・ファブレガスは、出番を求めて冬にセリエAへ初参戦することになるかもしれないようだ。11日付の英紙『サンデー・エクスプレス』が報じている。

 ファブレガスは、今季よりチーム指揮官に就任したアントニオ・コンテ監督から出番がもらえていない。それにより、今季のプレミアリーグで未だ12分しか出場していない同選手は、出番を求めて冬の移籍市場で新天地を探す可能性があるようだ。

 そこで、ファブレガスの新天地としてイタリアが浮上している。まず1つ目の候補地は、冬に中国コンソーシアムからまとまった資金が注入されることになるミランだ。

 中盤のクオリティを高めたいミランの補強要望リストのトップにはファブレガスの名前が書かれているとみられており、新オーナーは最初の補強として同選手をチームへ連れて来ることを望んでいるという。

 そしてもう1つの候補地がユベントスだ。今夏に大型補強をしながらも黒字で移籍市場を終えた同クラブは、最後に中盤を補強できなかったことからファブレガスの動向を探っているとみられている。

 そこでチャンピオンズリーグに参加しないミランは、レギュラーポジションを約束することでファブレガスを説得したいようだ。さらに中盤のゲームメイカーを探すインテルも同選手の獲得を探しているとみられており、まさにイタリアの3大ビッグクラブがファブレガスの獲得を巡って争奪戦を行っていると報じられている。

 チェルシーで出番を求めているファブレガス。果たして同選手はセリエAに初参戦することになるのだろうか。

【了】

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