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ピルロ、古巣の変化に好印象「ユーベはまるでPSGのよう」

text by 編集部 photo by Getty Images

ピルロ
アンドレア・ピルロ【写真:Getty Images】

 現在ニューヨーク・シティFCでプレーしているアンドレア・ピルロがイタリア『スカイ』のインタビューに応じ、古巣や母国の変化に言及した。

「イタリアのフットボールを外から見てみたら、悪くないと思った」と語るピルロだが、セリエAの確実に変化していく様子も客観的に捉えている。

「これは言わなくてはいけないが、セリエAはフランスリーグのようになってきているね。ユベントスだけ別の大会を戦っている。少なくとも移籍市場においてはそう言えるだろう。ユーベはまるでPSGみたいだ」

 ピルロの眼には現在のユベントスが、圧倒的な戦力でリーグ4連覇を果たしフランスサッカー界の頂点に立つパリ・サンジェルマンのように映っているようだ。ただ、移籍市場で存在感を発揮することには好印象を抱いている。

「獲得した選手たちを見てみると、ポグバを売ったのは正しい決断だったように思う。今夏のすばらしい移籍期間を終えた後のユベントスは、すべてに勝利できるチームとなった」

 ポール・ポグバの売却で得た資金を使い、ゴンサロ・イグアインやミラレム・ピャニッチといった即戦力を補強したユベントスは欧州トップ4を十分に狙える陣容を揃えた。ピルロの言葉通り、今季はセリエA6連覇だけでなくチャンピオンズリーグのタイトルを本気で狙うシーズンとなりそうだ。

【了】

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