フットボールチャンネル

Cロナやフィーゴ氏などを輩出! スポルティングCPは”ゴールデンボール工場”

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアーノ・ロナウド
レアル・マドリーで活躍するクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

 ベンフィカやポルトと並ぶポルトガルの強豪クラブ・スポルティングCP。レアル・マドリーに所属するクリスティアーノ・ロナウドがユース時代を過ごしたことでも知られる同クラブだが、現在までに多くの若手有望株を輩出しているようだ。14日にスペイン紙『エル・ムンド』が報じている。

 C・ロナウドはスポルティングCPの下部組織で育ち、2002年から1年間はトップチームでもプレーした。プロ初ゴールは同年10月に行われたモレイレンセ戦で、クラブ史上最年少ゴール記録を樹立している。その後、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなどで活躍しFIFAバロンドールを2回受賞していた。

 また、黄金世代の中心選手としてポルトガル代表を支えたルイス・フィーゴ氏もスポルティングCPでユース時代を過ごしている。さらに、EURO2016で優勝したポルトガル代表23名のうち、10名がスポルティングCPのユース出身者だ。また、リオ五輪で準々決勝進出を果たした五輪代表のうち6名もスポルティングCPに在籍した経験があり、将来有望な選手が次々と現れている。

 同紙はスポルティングCPを”ゴールデンボール工場”として紹介した。世界的に有名なのはバルセロナの”カンテラ”だが、将来的にスポルティングCPの下部組織に注目が集まり、そしてポルトガルの時代がくるかもしれない。

【スポルティングCPの下部組織で育った、EURO2016の優勝メンバー(10人)】
ルイ・パトリシオ
ジョゼ・フォンテ
クリスティアーノ・ロナウド
ジョアン・マリオ
ウィリアム・カルバーリョ
ナニ
セドリック・ソアレス
アドリアン・シルバ
ジョアン・モウティーニョ
リカルド・クアレスマ

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top