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今、注目したい18歳高校生。フットボールアーティスト James J が語る「成功への執念」【INTERVIEW】

あなたは「JamesJ」という青年を知っているだろうか。自らをフットボールアーティストと称するJamesはインターネット上で旋風を巻き起こしているパフォーマーだ。現役高校生の18歳ながら、パフォーマンスに対する姿勢はプロフェッショナルの領域に達している。フットボールの周辺文化から生まれた彼の生き方に注目したい。(取材・文:Keiske Horie)

text by Keiske Horie

若者から熱狂的な支持を集める James J

James J
フットボールアーティスト James J【写真:本人提供】

 真夏のジリジリとした日差しが降り注ぐ中、渋谷の宮下公園を訪れると、James Jはいつものようにボールを蹴っていた。ここは彼にとってのホームであり、数々のパフォーマーが集まるクリエイティブな創作場としても知られている。

 Jamesはカナダ人の父と日本人の母を持つ18歳の現役高校生だ。『Twitter』『Instagram』『Vine』といったソーシャルネットワークを中心にパフォーマンス動画を公開しており、中高生を中心に絶大な人気を誇っている。

 「奇跡を起こすことを目標にやっている」と語るパフォーマンスにも注目が集まっているが、Jamesが多くの若者から支持を受ける理由は動画だけではない。その愚直なまでに“成功”へと突き進む生き方に惹かれているのだ。

 Jamesは15歳の頃にパフォーマンスを始めた。ある日、動画投稿サイト『YouTube』のトップページを眺めていた時に偶然に見つけたフリースタイルフットボールの動画を見て、「これなら自分でもできる」と確信した。

「小さい頃から目立ちたがり屋でした。自分ひとりで何かをしたい」Jamesはパフォーマンスを始めた理由をこう語る。

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