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起用に応えたレアル”10番”ハメス、移籍の意思はなかったと改めて強調

text by 編集部

ハメス・ロドリゲス
レアル・マドリーのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのMFハメス・ロドリゲスは、現地時間18日に行われたリーガエスパニョーラ第4節エスパニョール戦で勝利に繋がるゴールを決めたことを喜び、マドリーを去る意志がなかったことを改めて強調している。18日付のスペイン紙『アス』などが同選手のコメントを伝えた。

 名門マドリーの”10番”を背負いながらも、昨シーズン以来チーム内での立場が危ういものとなっていたハメス。夏の移籍市場ではマドリーを去る可能性が盛んに取りざたされていたが、残留を決意してマドリーでポジションを争うことになった。

 今季も開幕から2試合連続のベンチスタートに続き、前節オサスナ戦では招集外となっていたが、今季初先発に起用されたエスパニョール戦ではジネディーヌ・ジダン監督からの信頼に見事応えてみた。前半アディショナルタイムにペナルティーエリア外からの左足シュートで先制点を記録し、2-0の勝利に貢献している。

「監督も含めて、全員が僕をサポートしてくれている。ジダンともチームのみんなとも良い関係だよ」とハメスは試合後にコメント。「僕はずっとここに残りたいと思っていたし、ここにいられるよう戦い続けていく。僕らは一致団結したチームで、勝ち続けること、記録を作り続けていくことを望んでいる。今日は1つ達成することができた」と、マドリーがリーガ最多記録に並ぶ16連勝を成し遂げたことを喜んだ。

 ベンチに置かれることも、監督の選択として受け入れる姿勢を見せている。「問題なく受け入れるよ。選手は大勢いて、みんな力のある選手たちだということをはっきりさせる必要がある。僕はプレーの機会をもらえた時に良い状態でいられるようにいつも注意しているよ」と語った。

 この夏にインテルから8500万ユーロ(約97億円)のオファーを受けたと報じられていたことは、「その通りだ」と認めている。だが、「僕はここに残りたいということをずっと明確にしていた。それがずっと夢だったんだ」と残留に迷いがなかったことを強調した。

【了】

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