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ルーニー外したマンU、不振断ち切る4点大勝。レスター岡崎は出番なし

text by 編集部 photo by Getty Images

マンU
ポグバがマンU移籍後リーグ初ゴール【写真:Getty Images】

【マンチェスター・U 4-1 レスター プレミアリーグ第6節】

 プレミアリーグ第6節が現地時間24日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとレスターが激突した。両者はすでにコミュニティシールドで対戦しており、今季2度目の同カードとなる。

 しかし、メンバーは様変わりしていた。レスターはヴァーディーの相方に前節と同じく新加入のスリマニを起用。GKは負傷離脱中のシュマイケルに代わってツィーラーが務める。

 一方のユナイテッドのモウリーニョ監督は不要論が叫ばれていたルーニーをついに外した。代役にはマタを起用し、イブラヒモビッチやラッシュフォードをサポートする役割を与えている。

 立ち上がりは不安定で緩慢な対応を見せる場面もあったユナイテッドだが、22分にブリントのコーナーキックからスモーリングが打点の高いヘディングで先制ゴールを奪うと、ここから流れが一変する。

 試合開始時とは全く別のチームに生まれ変わったユナイテッドは怒涛のゴールラッシュでレスターを圧倒した。37分、ルーニーに代わって先発したマタがポグバやリンガードとの連携で2点目を奪う。

 さらに40分、気持ちが切れかかったレスターの隙を見逃さなかったブリントが左コーナーキックを素早くマタに渡すと、それに反応したラッシュフォードがラストパスに詰めて3点目。42分には三たびブリントのコーナーキックからポグバが頭で合わせて前半だけでリードを4点に広げた。

 窮地に立たされたレスターは流れを変えるべく後半開始に交代枠を2枚使う。ヴァーディーとマハレズというエース格2人を諦め、キングとグレイを投入。アマーティーをアンカーに起き、キングとドリンクウォーターを1列前へ、そして1トップにスリマニという新布陣4-1-2-3にシフトした。

 すると60分、途中交代で入った選手が結果を残す。左サイドから仕掛けたグレイがリンガードの厳しいチェックを受けながらも右足を振り抜くと、強烈なシュートはGKデ・ヘアの手をかすめてゴールネットに突き刺さる。レスターが1点を返した。

 その直後、ラニエリ監督はオルブライトンに代えてシュラップを投入。明らかにこれ以上失点せず試合を終わらせる采配に走り、交代枠を使い切った。これによって岡崎に出番が回ってくることはなくなった。

 3点リードのユナイテッドは、終盤にかけて78分にリンガードを下げてキャリック、83分にはラッシュフォードを下げてルーニーを、88分にマタに代えてヤング投入し、チームのバランスを整えながらしっかりと試合を締めた。

 敗れたレスターは前節バーンリー戦に続くリーグ今季3勝目を逃した。リーグ杯のノーサンプトン戦には勝利したものの、それまで公式戦3連敗を喫していたユナイテッドは不振を断ち切る勝利を収め、リーグ戦の連敗も2で止めた。

【得点者】
22分 1-0 スモーリング(マンチェスター・U)
37分 2-0 マタ(マンチェスター・U)
40分 3-0 ラッシュフォード(マンチェスター・U)
42分 4-0 ポグバ(マンチェスター・U)
60分 4-1 グレイ(レスター)

【了】

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