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ユーベDF、格下に辛勝のチームに苦言「ポジティブなものは結果しかない」

text by 編集部 photo by Getty Images

レオナルド・ボヌッチ
ユベントスのDFレオナルド・ボヌッチ【写真:Getty Images】

 ユベントスに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、格下相手に辛勝したチームに苦言を呈している。24日に伊メディア『プレミアム・スポルト』が報じている。

 現地時間24日にセリエA第6節が行われ、ユベントスはパレルモのDFエドアルド・ゴルダニガが決めたオウンゴールにより1-0で試合に勝利した。しかし、この辛勝に対してボヌッチが苦言を呈している。

 試合後にボヌッチは、「ポジティブなものは結果しかない」と発言。そして、「僕らはあらゆる点で改善しなければいけない」と警鐘を鳴らしている。

 ボヌッチは開始3分にイエローカードをもらってしまった。すると、終盤には3枚カードを使い切った後にMFクワドォー・アサモアが負傷。これにより、10名の状況でリードを守り切るためにボヌッチは並外れたパフォーマンスをせざるを得なくなった。

 ボヌッチは、「確かに僕らはこの2試合で無失点で勝ち点6を手に入れた」とポジティブな点から再出発を図るべきだと主張するも、「でも今日僕らがピッチで出したものだけでは十分じゃないんだ」とチームのパフォーマンスを指摘。

 そして、「僕らはたくさんミスをしたけれど、ユベントスほどのチームであれば今日のようなテクニック的なミスをしてはいけない。そうなると、たった1つのボールで複雑な状況にしてしまうリスクが常に伴ってしまう」と今後の課題点を告げている。

 連勝を収めて首位をキープしたものの、ゲーム面では輝きに欠けていたユベントス。来週にはチャンピオンズリーグでディナモ・ザグレブと対戦するが、第1節でセビージャと引き分けているだけに何としてでも勝利を収めたいところだ。

【了】

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