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シメオネJr.、セリエA初ゴールを喜ぶ「父親の試合が終わったら電話する」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョバンニ・シメオネ
セリエA初ゴールを決めたFWジョバンニ・シメオネ【写真:Getty Images】

 アトレティコ・マドリー指揮官のディエゴ・シメオネ監督の息子FWジョバンニ・シメオネが、セリエAで初ゴールを決めた。25日に伊メディア『スカイ・スポルト』が伝えている。

 現地時間25日にセリエA第6節が行われ、ジェノアはペスカーラと対戦した。先発出場したG・シメオネが48分に先制ゴールを決めたがジェノアはその後に2名の退場者を出し、最後にペスカーラに追いつかれて試合は1-1で引き分けている。

 白星を飾ることはできなかったが、それでもG・シメオネは「とても嬉しいよ。見事なアシストだったね。ここにやって来てからいつもゴールを決めることを夢見て来た」とセリエA初ゴールを決めた喜びを語った。

 父親のシメオネ監督には伝えるかと尋ねられると、「まずはアトレティコ・マドリーの試合が終わるのを待たなければいけない」と返答。そして、「試合が終わったら必ず電話する」と照れながら答えている。

 ペスカーラは今夏、ジェノアの前にG・シメオネの獲得に迫っていたクラブだ。同選手はそれが事実だったことを認めると、「交渉が破談になってからすぐにジェノアの会長と監督、そして同郷のDFニコラス・ブルディッソから電話がかかって来た」と移籍までの経緯を説明。

 そして、「僕がここへ来ることを望んでいた全員の気持ちに心が打たれた」と付け加えると、「欧州でプレーすることを夢見ていたよ。見逃すことのできないチャンスだったし、さらに成長するためにここへ来た」と現在の満足感を伝えている。

 父親と同じく欧州上陸の地にセリエAを選び、3試合目の出場で初ゴールを決めたG・シメオネ。この活躍で一気に注目を集めそうだ。

【了】

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