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開幕10連勝が止まったペップ、立ち上がりの悪さを反省「良い教訓になった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼップ・グアルディオラ
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・シティのジョゼップ・”ペップ”・グアルディオラ監督は、セルティックとのドローを今後に向けた教訓として受け止めている。28日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が試合後の同監督のコメントを伝えた。

 現地時間28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節、アウェイでのセルティック戦で、シティは3-3のドローに終わった。3度のリードを奪われてもそのたびに追いつく力を見せたが、逆転することはできなかった。

 今季開幕から公式戦10連勝を収めていたシティだが、ついにストップ。1960年にトッテナムが記録したイングランド最長記録の11連勝に並ぶことはできなかった。グアルディオラ監督は、「観客にとって素晴らしい試合だった」と熱戦を総括した上で、「我々にとっては良い教訓になると思う」と反省の弁を述べた。

 シティが改善すべき点は、前半開始から3分、後半開始から2分という早い時間にいずれも失点を喫してしまったことだ。「良いスタートを切るのがいかに大事かということだ。1点を取り戻すのも簡単ではない。2点や3点ならなおさらだ」と指揮官は語る。

 それでも内容的には、セルティックを上回る戦いができていたと強調している。「後半は、最初の5分か10分を除けば良いプレーをして、チャンスを生み出していた。相手には3点を奪われたが、それ以上のチャンスはなかった。我々は試合に勝つのに十分なだけのチャンスを作っていた」

 いずれにしても、連勝記録はどこかで途切れるものであり、プレッシャーがなくなるという意味ではポジティブに捉えられるかもしれない。「選手たちは、今季の全ての試合に勝てるとは思っていなかったはずだ。それは不可能だ。たとえ世界で最高のチームだとしてもね」とグアルディオラ監督は話している。

 週末には再びプレミアリーグでの戦いに臨むシティ。6戦全勝で首位を走るチームは、4ポイント差で2位に位置するトッテナムのホームに乗り込む。

【了】

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