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出番激減の長友、ELベンチ外で序列の低下が明確に。今冬の移籍の可能性も浮上

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
インテルの長友佑都【写真:Getty Images】

 現在出番が激減している日本代表DF長友佑都に今冬の移籍の可能性が浮上した。30日付の伊紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。

 長友は現在5試合連続で試合に出場していない。現地時間29日に行われたヨーロッパリーグのスパルタ・プラハ戦に帯同するメンバーに含まれていた長友だが、新指揮官に就任したフランク・デ・ブール監督は19歳のMFロリス・ゾンタをベンチ入りさせて長友をベンチ外にした。

 長友は、デ・ブール監督の下でこれまでセリエA開幕戦のキエーヴォ戦とEL初戦のハポエル・ベエルシェバ戦の2試合に出場。しかし、インテルはこの両方の試合で負けている。

 同紙によると、長友はその2試合でデ・ブール監督の信頼を得られなかったようだ。この結果、現在長友はDFダビデ・サントン、DFクリスティアン・アンサルディ、DFセナ・ミアンゲ、DFダニーロ・ダンブロージオに次ぐ5番手に位置付けられていると報じられている。

 さらに同監督は、長友の役割の解釈の仕方を気に入っていないという。これにより、長友は今冬に放出される可能性があると報じられている。

 長友は、昨季に前指揮官であるロベルト・マンチーニ監督の下で主力として公式戦26試合に出場。2014/2015シーズには怪我の影響で18試合と出番が減少したが、これまで何度も変わって来たインテルの指揮官の誰からも信頼を勝ち取って来た。一方今季は、怪我によりセリエA第2節のパレルモ戦を欠場して以降、リーグ戦4試合で出番がもらえていない。

 厳しい立場に置かれている長友。果たしてこれから新指揮官の信頼を勝ち取ることができるだろうか。

【了】

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