フットボールチャンネル

勢いを持続するリバプール、スウォンジーを逆転で下し公式戦5連勝

text by 編集部 photo by Getty Images

ロベルト・フィルミーノ
同点ゴールを決めたロベルト・フィルミーノ【写真:Getty Images】

【スウォンジー・シティ 1-2 リバプール プレミアリーグ 第7節】

 現地時間1日にプレミアリーグ第7節が行われ、スウォンジー・シティとリバプールが対戦した。開始早々に先制を許したリバプールだが、後半に逆転して2-1で勝利を収めている。

 リバプールは前節まで公式戦4連勝。一方のスウォンジーは公式戦3連敗と対象的な調子の2チームによる対戦だったが、意外にも先制点を奪ったのはホームのスウォンジー。開始8分、CKからのボールをファーポストのボルハ・バストンが頭で折り返し、最後はフェルがゴール前から押し込んだ。

 その後もセットプレーからゴールを脅かされるなど、リバプールはスウォンジーの奮闘に苦戦を強いられる。前半はそのままスウォンジーが1点をリードして折り返した。

 だが、前半の勢いを維持できなかったスウォンジーに対してリバプールは反撃を開始。54分にはゴール正面でのフリーキックを得ると、壁に跳ね返されたボールをヘンダーソンが拾ってゴール前に上げ、最後はロベルト・フィルミーノが頭で押し込んで同点に追いつく。

 後半は一方的にリバプールのペース。立て続けにゴールに迫るが、スウォンジーも意地を見せ、何とかゴールは割らせない。だがそのままドローに持ち込める可能性も見えてきた84分、ランヘルがエリア内でフィルミーノを倒し、痛恨のPKを与えてしまう。

 ミルナーが今季早くも4本目となるPKを確実に決め、逆転したリバプールが2-1で勝利。公式戦での連勝を5に伸ばし、暫定2位への浮上を果たしている。この試合に勝てなければ監督交代とも言われていたスウォンジーは、グイドリン監督の立場がいよいよ危ないものとなりそうだ。

【得点者】
8分 1-0 L・フェル(スウォンジー)
54分 1-1 R・フィルミーノ(リバプール)
84分 1-2 J・ミルナー(リバプール)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top