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敵将シメオネも脱帽! “PK職人”守護神の連続セーブに…「見事。彼を祝福したい」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジエゴ・アウベス
バレンシアのGKジエゴ・アウベス【写真:Getty Images】

 アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、バレンシアのGKジエゴ・アウベスのPKストップを「見事だった」と称えた。2日付け『マルカ』が報じた。

 現地時間2日に行われたリーグ戦第7節で、アトレティコはチェーザレ・プランデッリ監督が就任したばかりのバレンシアと対戦。

 アントワーヌ・グリーズマンとケヴィン・ガメイロのフランス代表コンビが後半にゴールを挙げて敵地で2-0の勝利を手にしたが、2度のPKのチャンスで2度ともD・アウベスにストップされている。

 D・アウベスは世界屈指の“PK職人”として知られており、PKストップを得意としている。第6節のレガネス戦でも自らが与えたPKを止め、リーガエスパニョーラ記録となる通算PKセーブ数「17」という記録を打ち立てた。

 この試合でも2本のPKを止めたD・アウベスは自身の記録を「19」にまで伸ばしている。シメオネ監督もこの記録には脱帽のようで、ブラジル人守護神の功績を称えている。

「最初(グリーズマン)のPKをセーブしたのは見事だった。あれはGKの能力だ。彼を祝福したい。なぜなら、もし試合が引き分けで終わっていたなら90%が彼のおかげだからね」

 2011/12シーズンにアルメリアからバレンシアに加入したD・アウベスは、アトレティコ戦も含めた過去のリーガエスパニョーラで41度のPKを経験しているが、うち19本をストップしており、セーブ率は46.34%と驚異の数字を叩き出している。

【了】

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