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イラク監督、審判に激怒「最後の失点もジャッジのせい。日本に同情しているのでは」

text by 編集部 photo by Getty Images

ラディ・スワディ監督 イラク代表
イラク代表ラディ・スワディ監督【写真:Getty Images】

【日本 2-1 イラク 2018年ロシアW杯アジア最終予選】

 日本代表は6日、ロシアW杯最終予選でイラク代表と対戦し、2-1で勝利した。

 試合後、イラクのラディ・スワディ監督は「タフな試合で、日本はいいチームだった。引き分けられれば良かったが、最後の失点で負けてしまった」と話すと、レフェリーに対する不信感を露にした。

「(敗れたのは)我々のせいではなく、ジャッジのせいだと思う。怪我した選手もおり、交代を要請していたがレフェリーは無視した。最後の失点もジャッジのせいだと思っている。チームのミスではなく、ジャッジのミスだということを強調したい」

 そう言って捲したてると、こうも話す。

「試合の後、(けが人がいたことを)審判にもう一度話したが、彼は見なかったと言った。それは嘘だと思う。日本に同情し、サポートしているのではないか」

 またスワディ監督は「アディショナルタイムが6分というのはとても長い」と付け加えているが、後半のなかばを過ぎるとバタバタとピッチに倒れたのは、むしろイラクの選手たちだった。その時間がアディショナルタイムとして反映されたと考えるべきだろう。

 日本も9月のUAE代表戦で判定に泣かされた経験があり、その際はヴァイッド・ハリルホジッチ監督が判定に言及している。イラクはこれで最終予選3連敗。敗戦に納得できないのは理解できるが、気持ちを切り替えて次戦に臨みたいところだ。

(取材:植田路生、文・構成:編集部)

【了】

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