パリ・サンジェルマン（PSG）のDFチアゴ・シウバは今季で契約が終了する同チームとの今後が未だに明らかになっておらず、先行き不透明な状況のようだ。6日、スペイン紙『アス』が報じている。

　チアゴ・シウバの代理人のパウロ・トニエット氏は2017年6月にPSGとの契約が終了することに、「契約更新の話は今の時点ではない。クラブ側からどんなリアクションがあるか、12月を待たなければならない。仮に、PSGが来年のチャンピオンズリーグ（CL）への出場を逃すような事態になれば、契約の更新について考えることになるだろう」とコメントしている。

　また、伊メディア「カルチョメルカート.com」では古巣のACミランが同選手の再獲得を望んでいるとも報じており、こうした報道についてもトニエット氏は「チアゴの心の中にミランの存在がずっとあるのは秘密でも何でもない。それに彼はミラノの町も大好きなんだ」と述べる。

　さらに「今、ミランとのコンタクトは全くないというのは明らかにしたい。だが、PSGとの契約を更新しないとなったら、ミランへの復帰も含め、全ては起こりうる話になる」と続けている。

　今季はこれまでの絶対王者としての存在感が示せていないPSG。もし本当に来季CLへの出場が危うくなれば、32歳になったワールドクラスのブラジル人DFの周囲が、一気に騒がしくなりそうだ。

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