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レアル、“悪夢”のドローから解放。失点癖治らずも大量得点で首位に帰還

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー
ゴールを決めたカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】

【ベティス 1-6 レアル・マドリー リーガエスパニョーラ 第8節】

 スペイン・リーガ・エスパニョーラ第8節が現地時間の15日に行なわれ、レアル・マドリーはアウェイでベティスと対戦。クリスティアーノ・ロナウドやベンゼマなどのゴールによりマドリーが6-1で勝利を収めている。

 公式戦4試合連続で白星のないマドリー。その上公式戦4試合連続で失点を喫しており、守備の改善が求められる中で左膝を負傷した主将のセルヒオ・ラモスが離脱。さらに左足ふくらはぎを負傷しているハメス・ロドリゲスも招集メンバーから外れた。一方で、前線には前節に続きBBC(カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、C・ロナウド)が揃って先発出場を果たしている。

 しかし先制したのはマドリー。開始4分に右からのCKにヴァランが頭で合わせ、立ち上がりに先制点を奪った。

 13分には左からのクロスにベイルが頭で合わせるも、ボールはポストに直撃。すると31分、クロースが相手陣内でボールを奪い、ショートカウンターからベンゼマがゴールに流し込んだ。

 それでもマドリーの攻撃は続く。39分にはベンゼマがエリア手前からシュートを放つと、ゴール前に詰めていたマルセロにボールが渡り、トラップから左足で3点目を決めた。

 さらに45分には、相手のCKからボール奪うと自陣から一気に強烈なカウンターを仕掛け、最後にはペペのアシストからイスコが流し込み、4点リードして前半を折り返す。

 しかし、後半になってベティスが反撃を見せる。55分に相手陣内でボールを奪うと、ショートカウンターからパスに抜け出したセフードが流し込み1点を返した。

 ところが、レアルもすぐに反撃。前半に今季初得点を決めたイスコがエリア内でこぼれ球を拾うと、左から見事な弧を描くシュートをゴール右上隅に決め、再びリードを4点に広げた。

 そして78分にはC・ロナウドも追加点を決め、結局マドリーが6-1で大勝。この勝利により、首位アトレティコ・マドリーと勝ち点で並んでいる。

【得点者】
4分 0-1 R・ヴァラン(レアル・マドリー)
31分 0-2 K・ベンゼマ(レアル・マドリー)
39分 0-3 マルセロ(レアル・マドリー)
45分 0-4 イスコ(レアル・マドリー)
55分 1-4 セフード(ベティス)
62分 1-5 イスコ(レアル・マドリー)
78分 1-6 C・ロナウド(レアル・マドリー)

【了】

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