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U-19日本、イランと痛み分け。堅守崩しきれずスコアレスドローで連勝逃す

text by 編集部 photo by 熱中!高校サッカー

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U-19日本代表のエース小川航基(写真は国内合宿時のもの)【写真:熱中!高校サッカー】

【日本 0-0 イラン AFC U-19選手権2016】

 U-19日本代表は現地時間17日、AFC U-19選手権のグループステージ第2戦でU-19イラン代表と対戦した。

 初戦でカタールと引き分けたイランに対し、日本はイエメンに勝利しており決勝トーナメント進出に向けて若干優位に立っている。この試合に勝てば日本のグループステージ突破が決まる状況だ。

 そんな日本は初戦からスタメンを3人変更した。右サイドバックが岩田智輝から初瀬亮に、左サイドMFは三好康児ではなく長沼洋一が先発出場。2トップの一角には英『ガーディアン』紙による「1999年生まれの有望選手60人」に選出され、U-17代表から飛び級招集された中村駿太が起用された。

 日本がヘディングシュートをクロスバーに当ててチャンスを逃した直後の8分、イランの選手が前へ出た日本のGKの位置を見て遠目からシュートを放つ。このボールはクロスバーに当たって真下に落ちたが、ゴールラインを完全に超えずかろうじて失点を免れた。

 そこから両チームともしばらくこう着状態がつづき、スコアレスのままハーフタイムに突入する。

 後半も日本はなかなか相手ゴールに近づけない。積極的に交代枠を使い、初戦で大活躍した岩崎悠人をはじめ、原輝綺、三好とカードを切っていくが、なかなか危険な位置までボールを運べない。

 80分、小川航基と堂安律の連携で相手を崩し三好がフィニッシュまだ持ち込むも、相手GKに阻まれてゴールとはならない。引いて守る相手に苦しめられる展開が続く。

 最後までゴールを目指した日本だったが、イランの守備の前に無得点。守備陣は無難に守りきり、スコアレスドローで勝ち点を4に伸ばした。次戦は20日、U-19カタール代表と対戦する。今日行われるイエメン対カタールの試合結果によっては決勝トーナメント進出に向け非常に重要な一戦となる。

【得点者】
なし

【了】

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