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インテル、痛恨のPK与え3連敗。久々先発の長友も苦戦し61分交代

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
インテルの長友佑都【写真:Getty Images】

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【アタランタ 2-1 インテル セリエA 第9節】

 イタリア・セリエA第9節が現地時間の23日に行なわれ、インテルはアウェイでアタランタと対戦。1-1で迎えた終盤にPKで決勝点を許し、3連敗となる黒星を喫した。

 ローマ、カリアリに2連敗を喫して11位にまで後退していたインテルは、この試合の結果次第ではフランク・デ・ブール監督の解任もあるのではないかと噂される状況。勝利を収めたヨーロッパリーグのサウサンプトン戦から先発2人を入れ替えたが、長友佑都も含めたディフェンスラインには手を加えず。長友はセリエAでは開幕戦以来、今季2度目の先発となった。

 だが、序盤から積極的にゴールを狙う姿勢を見せたのはホームのアタランタ。何度かインテルのゴールに迫る形を作り出すと、10分にはCKからのボールをニアのクルティッチが頭で流し、ファーポストからマジエッロが飛び込んでヘッドで先制ゴールを奪った。

 なかなかリズムが噛み合わないインテルに対し、アタランタは先制後も積極的に両サイドを使ってインテルを苦しめる。長友も相手左サイドのアレハンドロ・ゴメス、ドラメに手を焼き、たびたび危険なクロスを許していた。

 そのまま1点ビハインドで折り返したインテルだが、後半立ち上がりの51分に追いつくことに成功。フリーキックからブロゾビッチの軽く触ったボールを、エデルが豪快なミドルシュートで叩き込んで今季初ゴールを記録し1-1とした。

 長友は61分にアンサルディとの交代でベンチに下がる。その後は両チームともに何度か決定的なシュートを放ちながらもGKの正面を突くなど、同点のまま試合は推移していく。

 だが終盤を迎えたところでインテルに痛恨のプレー。売り出し中の若手MFケシエが右サイドからエリア内へ仕掛けたところで、サントンがファウルを犯してしまう。このプレーで得たPKをピニージャが成功させ、88分にアタランタが再び勝ち越しゴールを奪った。

 そのままタイムアップの笛を迎え、インテルは泥沼の3連敗。アタランタは対照的にここ4試合で3勝1分けと調子を上げ、順位表の上半分へ浮上を果たしている。

【得点者】
10分 1-0 マジエッロ(アタランタ)
51分 1-1 エデル(インテル)
88分 2-1 ピニージャ(アタランタ)

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【了】

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