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リーガ、稀に見る混戦の首位争い。2日間で4チームがトップに

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー
最終的に首位を奪ったレアル・マドリー【写真:Getty Images】

 今季のリーガエスパニョーラ序盤戦は、接戦の上位争いが繰り広げられている。先週末に開催された第9節では、土曜日から日曜日にかけて約28時間のうちに実に4つのチームが順位表のトップに立つことになった。

 前節を終えた時点では、アトレティコ・マドリーが得失点差でレアル・マドリーを抑えての首位に立っていた。だが現地時間22日に行われた試合で、まずは一度目の首位交代。バルセロナがアウェイでバレンシアに3-2の勝利を収め、前節時点での4位から暫定首位浮上を果たした。

 一夜明けて23日には前節時点で3位のセビージャがアトレティコをホームに迎える。アトレティコの首位奪回はならず、1-0の勝利を収めたセビージャがバルサもアトレティコも抜いて暫定首位に立つことになった。

 だが、その首位の座も4時間半しか続かなかった。今節最後の試合として23日夜に行われた試合では、レアル・マドリーがアスレティック・ビルバオに2-1の勝利。レアル・マドリーが3節ぶりに首位を奪い返して今節を終えた。ラス・パルマスを下したビジャレアルは4位に浮上し、結局前節首位のアトレティコは5位まで順位を下げている。

 歴史的にはバルサとマドリーの2強、近年はアトレティコも加えた3強の上位争いが中心となってきたリーガだが、今季はこのまま激しい首位争いが続いていくのだろうか。今後は第11節にセビージャ対バルセロナ、第12節にマドリッドダービー、そして第14節にはバルサとマドリーの“クラシコ“など、楽しみな直接対決も待っている。

【了】

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