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プレミアリーグ、”44年ぶり”の大混戦に。9試合を終え1ポイント差に5チーム

text by 編集部 photo by Getty Images

マンチェスター・シティ
首位に立つマンチェスター・シティ【写真:Getty Images】

 今シーズンのプレミアリーグは、開幕前に期待されていた通りの熾烈な上位争いが繰り広げられる状況となってきた。23日付のスペイン紙『マルカ』がデータを紹介したところによれば、現在の状況は”44年ぶり”の大混戦だという。

 世界的な名将たちが集ったことで激戦が期待された今季プレミアリーグだが、その中でもジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティが早々と抜け出すかに見えた。だが開幕から6連勝を収めたシティはその後3試合勝つことができず、後続チームの追走を許している。

 その結果、第9節を終えて辛うじて首位を守ったシティだが、勝ち点ではアーセナルとリバプールに並ばれた。さらに1ポイント差にはチェルシーとトッテナムも迫っている。9試合を終えた段階で5チーム以上が1ポイント差にひしめくのは、実に1972/73シーズン以来とのことだ。

 当時は勝利に対して勝ち点3ではなく2が与えられていた。9試合を終えての状況はイプスウィッチ、リーズ、エバートンが勝ち点13、リバプール、アーセナル、トッテナムが勝ち点12。6チームが1ポイント差に収まるという状況から、最終的にはリバプールがこのシーズンの王者となっている。

 6位以下にはジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドや、王者レスター・シティなども控えており、今後の巻き返しが期待されるところ。昨シーズンのレスター優勝も衝撃的だったが、今季も最後まで予測不可能な展開が待っているかもしれない。

【了】

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