今夏、中国資本へ株式を売却することを決定したミランが爆買いを開始するかもしれない。25日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

　中国資本によるクラブ買収が今冬に完了するとみられているミランは、最初の大型補強のターゲットとしてパリ・サンジェルマン（PSG）のマルコ・ヴェラッティを考えているようだ。先日PSGのウナイ・エメリ監督との確執が噂されたイタリア代表の背番号10番は、以前からセリエA挑戦の夢を語っている。

　ミランはヴェラッティ獲得のためPSGに対してカルロス・バッカを差し出すつもりがあると報じられている。エースの後釜としてジェノアのFWレオナルド・パヴォレッティを移籍金2000万ユーロ（約23億円）で獲得し、エメリ監督の愛弟子であるバッカとヴェラッティのトレードを画策しているようだ。

　ユベントスを下しセリエAで3位と絶好調を維持するミラン。このまま中国資本を味方につけ一気に名門復活となるのだろうか。

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