元バルセロナのシャビ・エルナンデスは、思うように結果の出ないマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督の現状について「彼は調子が悪いとサッカー以外の戦いを仕掛ける」と皮肉っている。24日、英国紙『デイリー・ミラー』が報じている。

　現地23日に行われたチェルシー戦で0-4と衝撃の大敗を喫したユナイテッド。かつて自らが指揮したチームに敗れ、思うように結果の出ないモウリーニョ監督について、シャビは「レアル・マドリー時代もそうだったが、彼は自分の都合が悪くなるとサッカー以外の部分で戦いを仕掛けてくる。イングランドではそんなことが起きないことを望んでいる」と語る。

　そして、かつての恩師ジョセップ・グアルディオラ監督とモウリーニョ監督の対決が英国でも実現したことには「世界ベストの2人の監督のライバル関係がここで繰り広げられるのはイングランドサッカーにとっていいことだと思う」と述べている。

　また、この数試合、結果の出ていないグアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティについて「勝ち点を取りこぼしているが、プレミアリーグを制覇できると思う」と述べる一方で、「ユナイテッドは、チャンピオンズリーグ出場権を手にしなければいけないね」と見解を述べた。

　シャビにとって浅からぬ因縁のあるモウリーニョ監督とグアルディオラ監督。リーグ戦で早くも実現したこの二人の対決が、現地水曜日のリーグカップ4回戦で再び実現する。シャビの言う通りに、サッカー以外の場外戦は勃発するのだろうか。

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