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得点ランク首位の絶好調FWに災難…空き巣被害に遭い妻が警察に通報

text by 編集部 photo by Getty Images

エディン・ゼコ
ローマのFWエディン・ゼコ【写真:Getty Images】

 現在10得点を決めてセリエA得点ランク首位に君臨しているローマのFWエディン・ゼコだが、その瞬間を喜んでいる間に空き巣被害に遭っていたようだ。28日付の伊紙『コリエーレ・デラ・セラ』が報じている。

 現地時間26日に行なわれたセリエA第10節で、ローマはアウェイでサッスオーロに3-1で勝利した。セリエA初挑戦となった昨季は失望のシーズンとなってしまったゼコだが、同選手はこの試合で2得点を決めて10節で10得点と現在リーグ得点ランク首位に輝いている。

 しかしその喜びに浸ったゼコがチームと共にローマへ帰宅している途中、ローマ郊外のカザル・パロッコという地域にある自宅に泥棒グループが侵入し、金銭やブランド品のバッグなどを盗んで行ったという。しかし、奪われた金銭は500ユーロ(約57000円)と最小限の金額だったようだ。

 当時自宅には妻のアムラ夫人と2名の娘が眠っていたとされており、その物音で目を覚ました同夫人が恐怖に怯えて警察に通報したという。そして現在、警察はその件に関して捜査中だと報じられている。

 ローマの選手がこれまでに泥棒の被害に遭ったのは、これが初めてのことではない。今年の4月には、同地域にあるMFラジャ・ナインゴランの自宅に泥棒が侵入。さらに過去には、FWジェレミー・メネズ(現ボルドー)、DFフアン(現フラメンゴ)、FWジェルヴィーニョ(現河北華夏幸福)、FWセイドゥ・ドゥンビア(現バーゼル)宅が被害に遭っており、2008年にはDFフィリップ・メクセス(現無所属)の車が盗難されている。

 今季に覚醒し、現在絶好調にあるゼコ。しかし、素直に喜んでばかりもいられないようだ。

【了】

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