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J1残留争いの4チームはすべて敗戦。降格の行方は混沌のまま最終節へ

text by 編集部 photo by Getty Images

残留争い
J1残留争いは最終節までもつれている【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ2ndステージ第16節が29日に行われた。

 浦和レッズの2ndステージ優勝に注目が集まる中、残留争いも緊迫感が増している。今節は来季のJ2降格の可能性を残す4チームがすべて敗れた。

 13位のジュビロ磐田はホームで浦和に0-1で敗戦。14位のヴァンフォーレ甲府はすでに降格が決まっている湘南ベルマーレに0-1で敗れ、2人の退場者を出した15位アルビレックス新潟もガンバ大阪相手に3失点を喫し、残留争いから抜け出すチャンスを逃した。

 最も降格の危険性が高い16位の名古屋グランパスはヴィッセル神戸と対戦し、0-3と完敗した。勝ち点差以上に得失点差が重要になりそうな残留争いにおいて痛すぎる3失点となっている。

 これらの結果を踏まえ順位と勝ち点、得失点差は以下のようになった。

13位 ジュビロ磐田(勝ち点33、得失点差-14)
14位 ヴァンフォーレ甲府(勝ち点31、得失点差-25)
15位 アルビレックス新潟(勝ち点30、得失点差-15)
16位 名古屋グランパス(勝ち点30、得失点差-18)

 以上4クラブのJ1 2ndステージ最終節対戦カードは以下の通り。

ベガルタ仙台vsジュビロ磐田
ヴァンフォーレ甲府vsサガン鳥栖
アルビレックス新潟vsサンフレッチェ広島
名古屋グランパスvs湘南ベルマーレ

 磐田は引き分け以上で残留が確定する。甲府も勝利で3ポイントを積み重ねれば残留決定だが、負ければ得失点差で不利なため降格の可能性も十分にある。

 名古屋や新潟の残留は他会場の結果と勝ち点1以上、得失点差をクリアする必要がある。残留争いは最後まで混沌としているが、果たして最後に笑うのはどのチームになるだろうか。

【了】

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