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監督解任のインテル、レオナルド氏は復帰の可能性否定「適任ではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

レオナルド
元インテル監督のレオナルド氏【写真:Getty Images】

 元インテル監督のレオナルド氏は、フランク・デ・ブール監督を解任した古巣の監督に復帰する可能性を否定している。2日に伊メディア『スカイ・スポルト』に語った。

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、今季セリエAでの成績不振を受けて、1日にデ・ブール監督の解任を発表した。今年8月9日に就任して以来、わずか84日でクラブを追われるというスピード解任となった。

 現役時代に日本の鹿島アントラーズやミランなどで活躍し、2010-11シーズンにインテルの監督を務めた経験もあるレオナルド氏は、デ・ブール監督の解任前から新監督候補の一人に挙げられていた。だがイタリアメディアに対し、自分はインテルにとって「理想的なタイプではない」として復帰の可能性を否定している。

「私はマネージャー的な監督だ。インテルが求めているタイプとは違う。ここのところ起こっていることを見れば、私がうまく合うとは思わない」とレオナルド氏。マッシモ・モラッティ前会長が就任を後押ししているのではないかとの噂も否定し、「名前を出されるのは嬉しいが、(インテルとの関係は)現在ではなく過去のこと」だと述べた。

 デ・ブール監督の解任後には、元ラツィオのステファノ・ピオリ氏がインテルの新監督の最有力候補ではないかと報じられている。現地時間3日に行われるヨーロッパリーグのサウサンプトン戦では、インテル下部組織のステファノ・ヴェッキ監督が暫定的にトップチームの指揮を執ることになる。

【了】

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