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「監督解任は選手のせいでもある」。不振の責任感じるインテル主将

text by 編集部 photo by Getty Images

マウロ・イカルディ
マウロ・イカルディ【写真:Getty Images】

 インテルは現地時間3日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第4戦でサウサンプトンと対戦し、アウェイで1-2と敗れた。FWマウロ・イカルディは、不振による監督交代の責任は選手たちにもあると語っている。伊メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 開幕から調子が上がらないインテルは今月1日、フランク・デ・ブール前監督を解任した。後任はまだ決定しておらず、サウサンプトン戦では下部組織を担当するステファノ・ヴェッキ監督が指揮を執っている。だが、短期間で立ち直ることは難しく、敵地でサウサンプトンに屈した。

 イカルディは試合後、『スカイ』で前監督の解任について、「サッカーの世界では、いつだって監督が責任を取らされる。25人いる選手をかえることはできないからね。デ・ブールの失敗は、僕たちのせいでもある」と話した。

 前半にイカルディのゴールで先制したインテルは、後半に2点を奪われてサウサンプトンに逆転を許した。2つめの失点は、長友佑都のオウンゴールである。

 インテル主将はこの試合を振り返り、「前半は良かった。リードを奪うことができたね。ただ、それから毎回よく分からないけど失点してしまうんだ。そして、不運な形でユウトが自分たちのゴールに入れてしまったんだよ」と落胆した。

 セリエAで12位タイ、ELグループステージでは最下位と厳しい状況のインテル。イカルディは、「今はヴェッキと一緒に取り組むしかない」と語る。早く浮上のきっかけをつかみたいところだ。

【了】

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