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酒井高徳、ボランチ起用は「自分がSBのときにあったらいいなと思うものを意識して」

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井高徳
ドルトムント戦ではボランチで起用された酒井高徳【写真:Getty Images】

 現地時間4日に行われたブンデスリーガ第10節ハンブルガーSV対ドルトムントは2-5でドルトムントが勝利。ハンブルガーSVの酒井高徳は最初の失点が痛かったと語った。

 開始4分で失点したことを「軽すぎる失点。練習でやっているというような失点」と悔やんでいる。30分までに3点を奪われ「そういう中でどういうサッカーをしなければいけないのか。ポジティブに行こうと。課題ばかりでしたけど、意地は少し出せたかな。後半はまだマシだった」と苦しい戦いを強いられた試合を振り返った。

 自身のボランチでの起用については「できるところは簡単にやって、守備も意識してなるべくボールに行きたかった。ボランチやってないんだろうなというミスがあったけど、毎試合ごとに少しずつ自信とボランチのあり方を理解をできてきている。よくなっているっていう感じかな」と語っている。

 「(サイドバックをやっているときに)ボランチ2人が前に行ったり、リスクマネジメントができていなかったり。ファウルで止められる位置にすらいないことが多かったから、自分がサイドバックをやったときにあったらいいなというものを意識してやっている」と目指すボランチ像には自身の経験も生かされているようだ。

 ボランチでのプレーの手応えとしては「求められているからにはよくしたい。サイドバックに活きることもあるし、ボランチをやっていて落ち着きもでると思うので、すごく勉強になる。続けてやりたいなとは思いますね」という前向きに取り組んでいく姿勢だ。

(取材:本田千尋【ハンブルク】、文・構成:編集部)

【了】

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