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アーセナルの選手がまた一人バルサ移籍を否定。「答えはノーだ」と父親が語る

text by 編集部 photo by Getty Images

アレックス・イウォビ
アーセナルのアレックス・イウォビ【写真:Getty Images】

 アーセナルのナイジェリア代表FWアレックス・イウォビは、バルセロナからの関心が噂されながらも、移籍に興味を引かれてはいないという。同選手の父親が語ったとして、11日付の『アフリカンフットボール.com』が伝えている。

 アーセナルの下部組織で育ったイウォビは、昨年10月にトップチームにデビュー。昨シーズン終盤からは先発に起用される機会も増加し、今季も負傷離脱した期間を除いて定位置を確保している。その活躍に、スペインの名門クラブが目をつけたとも噂されていた。

 だがイウォビの父親は、息子にとってアーセナルは「正しい場所」であるとして、移籍の可能性を否定している。「どこかのクラブが今彼を獲りに来たとしても、答えは間違いなく『ノー』だ。バルセロナのようなクラブが今以上の金を持ってきたとしても、間違いなくアーセナルに残る」と語った。

「今大事なのは金を稼ぐことではない。自分のキャリアに集中すること、前進を続けて次のステージへ進むことだ」と話す父親は、「非常に長く、何年もアーセナルにいることになると思う」と息子の将来についての見通しを述べている。

 数日前には、同じアーセナルのDFエクトル・ベジェリンもバルセロナへの移籍の噂に対して否定のコメントを発していた。バルサのカンテラ(下部組織)育ちのベジェリンだが、「もしバルサでプレーしたいと思ったのならあそこに残っていた」と話し、復帰を考えてはいないと主張している。

【了】

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