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マンUで苦しむムヒタリアンに古巣から救いの手? ドルトムントがレンタル検討か

text by 編集部 photo by Getty Images

ヘンリク・ムヒタリアン
マンチェスター・ユナイテッドのヘンリク・ムヒタリアン【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドで十分な出場機会を得ることができず苦戦が続いているアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンに対し、古巣ボルシア・ドルトムントが救いの手を差し伸べるかもしれない。12日付の英紙『ミラー』が伝えている。

 ドルトムントで中心選手として活躍していたムヒタリアンは、今年の夏の移籍市場でユナイテッドに加入。2600万ポンド(約35億円)という多額の移籍金が支払われたこともあり、大型補強として期待を集めていたが、ここまではその期待に応えることができていない。

 ジョゼ・モウリーニョ監督はムヒタリアンを重用しておらず、負傷の影響もあってここまで公式戦出場はわずか6試合。先発出場に至っては1試合のみとなっている。本人はユナイテッドでのポジション獲得に向けて勝負を続ける姿勢を示しているが、状況が変わらなければユナイテッドを一旦離れることも視野に入れる必要が出てくるかもしれない。

 ドルトムントは、昨季までドイツで活躍していたムヒタリアンのこの状況にショックを受けつつ、再獲得も検討しているのではないかと伝えられている。『ミラー』によればトーマス・トゥヘル監督は、冬の移籍市場でのレンタルが可能なのであればムヒタリアンを獲得してほしいという希望をクラブに伝えたのだという。

 ムヒタリアンは2013年にシャフタール・ドネツクからドルトムントに加入。昨シーズンはブンデスリーガで11ゴールを決めるとともに、リーグ最多の15アシストを記録していた。再び黄色と黒のユニフォームを着てプレーする可能性もあるのだろうか。

【了】

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