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英暫定監督、正式就任か否かの早期決断を要請「12月半ばまでには」

text by 編集部 photo by Getty Images

ガレス・サウスゲート
イングランド代表のガレス・サウスゲート暫定監督【写真:Getty Images】

 イングランド代表のガレス・サウスゲート暫定監督は、イングランドサッカー協会(FA)に対して正式な代表監督任命についての早急な決断を要請している。13日付の英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 サム・アラダイス前監督が不祥事での退任を強いられたことで、U-21代表を率いていたサウスゲート監督が年内までの予定で暫定的にA代表の指揮を執ることになった。現地時間15日に行われるスペイン代表との国際親善試合を終えたあと、FAは新監督決定に向けた協議を行う。

 サウスゲート暫定監督に正式な就任のオファーが提示されるのか、それとも他の監督を連れてくるのか。「11月中旬以降に自分が何をしているかを知ることが重要だ」とサウスゲート暫定監督。A代表の監督を率いることになれば3月にはW杯欧州予選の次の試合があり、U-21代表に復帰するとしても夏にU-21欧州選手権本大会が控えているため、準備のための時間が必要だという考えを述べた。

 具体的な期日として、今後半月から1ヶ月以内には決断することをFAに要請した。「11月末か12月半ばまでには知りたいと誰もが考えているだろう。どの仕事の責任が誰にあるのかを決められるようにしてほしい」とサウスゲート暫定監督は話している。

 サウスゲート暫定監督はW杯予選の3試合で指揮を執って2勝1分け。特に、現地時間11日に行われた隣国スコットランドとの因縁対決に快勝を収めたことで正式監督就任に大きく近づいたのではないかとみられている。

【了】

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