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ハリル監督、サウジ戦は「”違う戦略”でのぞむ」。”中東の罠”も警戒

text by 編集部 photo by Getty Images

ハリルホジッチ
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

 日本代表は15日、ロシアワールドカップアジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦するが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が試合の前日会見に出席して意気込みを述べた。

 この試合で日本代表がサウジアラビア代表に勝利した場合、同節に行われるオーストラリア代表の試合結果次第では首位に立つ可能性がある一方で、敗れれば本大会出場が遠のく大一番。ハリルホジッチ監督は準備の重要性を説いている。

 「勝つためにトレーニングを積んできた。ここ数年サウジアラビアはかなり伸びてきている。フィジカルと戦術、個人のクオリティも持っている。我々がコントロールしないといけない。ハードワークして、集中して、無駄なファウルをしない。インテリジェンスを使ってファウルを誘ってきます。プレッシャーにも罠にもかからないようにしないと」

 オーストラリア戦は「本当に特別な試合」であり「勝つための慎重な戦術を選んだ」というハリルホジッチ監督。ホームでのサウジアラビア戦の戦い方については

 「勝つためにはいろんな戦略がある。サウジアラビア戦では違う戦略でのぞむ。恐らく違う。罠にはかかってはいけない。カウンターが速い選手がいる。組織を崩さず、サウジアラビアにカウンターさせないことが大事。オマーン戦後にFKの修正をした。戦略を練るには何日もかかるがその時間はない。正確に戦略を練っている。教えることはできないが、違う戦略でいく」と語った。

(取材:植田路生、文・構成:編集部)

【了】

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