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バルサと楽天の契約はマンUと並び史上最高クラスに。歴代3位にも日本企業

text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー
バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー【写真:Getty Images】

 日本のインターネットサービス大手企業「楽天」がバルセロナと交わしたスポンサー契約は、サッカー界の歴代トップクラスの大型契約となる。16日付の英紙『デイリー・メール』などが、過去に締結された他の契約との比較について伝えている。

 楽天は16日に、スペインの名門バルサのメイングローバルパートナーとなる契約が合意に達したことを発表した。来季からの4年間にわたり、バルサのユニフォームの胸スポンサーなどを務めることになる。

 バルセロナは、楽天からスポンサー料として受け取る金額を公表している。年間5500万ユーロ(約64億円)がベースとなり、さらにリーガエスパニョーラで優勝すれば150万ユーロ、チャンピオンズリーグで優勝すれば500万ユーロが付与される。最大で年間6150ユーロ(約71億7000万円)にも及ぶ契約となる。

 サッカー界におけるこれまで最大のスポンサー契約は、マンチェスター・ユナイテッドが米自動車大手「シボレー」と交わしている2014年からの7年契約だった。その金額はメディアによって多少の差異もあるが年間5300万ポンド(約71億7000万円)ほどだとされている。

 為替レートの変動もあるため正確な比較は難しいものの、現時点ではバルサと楽天の契約はボーナスを含めればユナイテッドの契約とほぼ同額で世界最高クラスということになりそうだ。

『デイリー・メール』の伝えたランキングによれば、サッカー界におけるスポンサー契約額の史上3位は日本の「横浜ゴム」がチェルシーと昨年結んだ契約であり、金額は年間4000万ポンド(54億円)。同額の4位と5位にはレアル・マドリーとアーセナル(ともにエミレーツ航空)、6位にはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ・テレコム)の契約が続いている。

【了】

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