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ルーニー、代表主将剥奪の危機? ”泥酔事件”の前に暫定監督の命令無視か

text by 編集部 photo by Getty Images

ウェイン・ルーニー
イングランド代表のウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、代表キャプテンの座を失う危機に立たされているのかもしれない。18日付の英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが、同選手の“泥酔事件“の続報を伝えている。

 イングランド代表が現地時間11日に行われたロシアW杯欧州予選のスコットランド戦に勝利を収めたあと、主将ルーニーの“醜態“が報じられることになってしまった。オフを与えられた試合翌日にルーニーは飲みすぎてしまい、代表チームの宿泊していたホテルで酷い有様となっていたことが写真とともにメディアに報じられた。

『スカイ・スポーツ』や『ミラー』が伝えたところによれば、イングランド代表のガレス・サウスゲート暫定監督は、ホテルで飲んでいたルーニーに対してある時点で部屋に戻って寝るよう命じたとのことだ。だが結局ルーニーはこの指示に従わなかったようで、ホテルで開かれていた一般客の結婚パーティーに参加して午前5時まで飲み続け、そこで醜態を晒したという経緯だと伝えられている。

 褒められない行動をしていたのはルーニーだけではなかったのかもしれない。英紙『サン』は、ホテルに残って飲んでいたルーニーとは別に、最大10人の代表選手が午前4時半頃まで遊び歩いていた模様だと報じた。それでも、翌日の練習のため午前11時に予定されていた集合に遅れた選手はいなかったようだ。

 ルーニーは報道後にサウスゲート暫定監督に謝罪したことを明かしているが、指示に従わず失態を演じたことでキャプテンの座を失う恐れがあるという見方も伝えられている。クラブでの先発出場の機会が減少し、代表でも絶対的な存在ではなくなりつつあるルーニーは、ピッチ内だけでなくピッチ外の状況に関しても正念場を迎えている。

【了】

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