マンチェスター・ユナイテッドが、トッテナムのFWハリー・ケインの動きに注目しているようだ。英紙『デイリー・ミラー』が伝えた。

　ケインは現在、トッテナムと2020年までの契約を交わしている。だが、受け取っている年俸は6万ポンド（約800万円）で、プレミアリーグのトッププレーヤーの中では決して高くない部類だ。

　そこで、ケイン側は契約更新望んでいた。しかし、トッテナムが乗り気ではないようで、ひとまず今シーズンが終了するまで交渉を行わないことになったと伝えられている。

　そういった状況を見つめているのが、ユナイテッドのようだ。ユナイテッドは今季の新戦力であるFWズラタン・イブラヒモビッチが35歳で、契約は1年限り。そのため、長期的なプランでケインの獲得を考えているという。

　2015/16シーズンのプレミアリーグ得点王は、週給10万ポンド超えを望んでいるものと思われる。イングランド代表のチームメートの多くが自分よりも稼いでおり、昨季得点王を争ったレスター・シティのFWジェイミー・ヴァーディーも10万ポンド以上の週給を受け取っていると言われるだけに、ケインは現状に不満があるのかもしれない。

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