ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドが、バルセロナのカンテラ（下部組織）に所属する逸材の獲得に動くというという噂がある。21日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

　噂に挙がっているのは現在セグンダB（3部リーグ）のバルセロナBでプレーする、18歳のMFカルレス・アレーニャだ。イギリスメディアが”イニエスタ2世”と呼ぶ同選手を、ユナイテッドは数か月前から追いかけているということだ。

　バルセロナも、ユナイテッドをはじめ、複数のイングランドのクラブがこの逸材に興味を示していることを察知しており、今シーズンで契約が終了するアレーニャとの契約更新を試みているという。

　バルセロナBでプレーするアレーニャだが、すでにトップチームとともに練習しており、出場機会こそないものの、トップチームのゲームでも3試合ベンチ入りを果たしている。今やスペインの若き才能が、早々に海を渡る機会も増加している。バルセロナとイングランド勢の綱引きの行方に注目が集まりそうだ。

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