フットボールチャンネル

マンU優勝をまだ諦めないモウリーニョ「2年前には10ポイント差から追いつかれた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 今季も苦しいシーズンを過ごしているマンチェスター・ユナイテッドだが、ジョゼ・モウリーニョ監督はまだリーグ制覇を諦めてはいない。ここからの逆転も不可能ではないと主張する指揮官のコメントを、25日付の英紙『テレグラフ』など複数メディアが伝えている。

 数々のビッグクラブでタイトルを獲得してきた名将モウリーニョ監督を迎え、過去3シーズンの低迷を脱することが期待されていたユナイテッドだが、プレミアリーグで12試合を終えて6位と低調。この時点での勝ち点19という数字は、2004/05シーズン以来の12年間で最低の成績となってしまっている。

 首位のチェルシーには9ポイント差をつけられ、4年ぶりのリーグタイトル奪回は早くも絶望的になったと考えられても仕方がないかもしれない。だがモウリーニョ監督の考えは異なっているようだ。

「18ヶ月前に私が最後のタイトルを獲得した際には、10ポイントの差をつけていたが、その1ヶ月後にはマンチェスター・シティに並ばれてしまっていた」とモウリーニョ監督は、チェルシーを率いていた2014/15シーズンを振り返っている。「だがそこから再び差をつけて優勝できた。勝ち点差は取り戻せるものだ。他のチームがポイントを落とすこともある」

 ミッドウィークにはヨーロッパリーグのフェイエノールト戦に4-0の快勝を収め、復調の兆しを見せたユナイテッドだが、大勝よりも小さな白星を積み重ねていくことが必要だと指揮官は強調する。「1試合に5-0で勝つよりも、4試合や5試合に勝たなければならない。それこそが我々の必要としているものだ」とモウリーニョ監督は語った。

 27日に行われるプレミアリーグ第14節の試合では、ユナイテッドは17位ウェスト・ハムをホームに迎える。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top