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墜落した航空機、最近メッシらも利用…西メディアが機内で撮った写真を掲載

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

 現地時間28日にブラジル1部シャペコエンセの選手たちを乗せた航空機がコロンビアのメデジン近郊で墜落する事故が起きたが、数週間前にはバルセロナに所属するFWリオネル・メッシを含めたアルゼンチン代表チームもこの航空機に搭乗していたようだ。29日にスペインの『マルカ・オンライン』が報じている。

 コパ・スダメリカーナの決勝を戦うためにブラジルのサンパウロを出発したシャペコエンセの選手たちは、経由地のボリビアで同国のチャーター便会社ラミアが運航するブリティッシュ・エアロスペース社製造のBAE146型機に搭乗。そこからコロンビアへ向かっていた途中に同機がメデジン近郊で墜落し、多数の死傷者を出している。

 しかしこの航空機は、南米のチームが移動手段として定期的に利用していた航空機だという。数週間前には、現地時間10日に行われたロシアワールドカップ南米予選第11節でブラジルと対戦するためにアルゼンチン代表チームも同機に搭乗していたようだ。その証拠として、『マルカ・オンライン』が同機の機内でメッシとMFハビエル・マスチェラーノが2名の操縦士と共に撮った写真を掲載している。

 さらに、コパ・スダメリカーナの決勝で対戦する相手のチームであるアトレティコ・ナシオナルのフアン・カルロス・デ・ラ・クエスタ会長も、チームが以前に何度もこの航空機を利用していたことを認めているという。

 この事故を受けて、南米サッカー連盟は現地時間12月1日に予定されていた同大会決勝の中止を決定している。

【了】

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