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シャペコエンセ搭乗機墜落事故の生存者・父「息子が生きていてうれしいが…」

text by 編集部 photo by Getty Images

アラン・ルシェウ
シャペコエンセのアラン・ルシェウ【写真:Getty Images】

 現地時間28日、コロンビアで航空機墜落事故が起きた。この事故でブラジル1部シャペコエンセの多数選手が亡くなった模様だ。生存が確認された3選手のうちの1人であるアラン・ルシェウの父が、現地メディア『グローボ』などにコメントを残した。

 アラン・ルシェウは27歳のDF。これまでの報道によると、同選手は大怪我を負っているものの、命に別状はない。

 父のフラビオ氏は「絶望的な状況だった。本当につらく苦しい時間だった。まだ続いていることだが、とにかく息子が生きていることはうれしい」と述べた。

 それでも、我が子の心情を思うと、手放しで喜ぶことはできない。

「息子は幸せだった。チームは幸せだった。グレミオ戦の前、ホテルでアランやほかの選手たち、フォルマン、ダニーロたちと話して、最高のグループだと感じたんだ。それが今は全てバラバラになってしまった」

 フラビオ氏らはブラジルサッカー連盟(CBF)が用意したチャーター便でコロンビアに向かうことになっている。

【了】

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