プレミアリーグ優勝を目指すアーセナルが、攻撃力強化に向けて冬の移籍市場でウェスト・ハムに所属する29歳のフランス代表MFディミトリ・パイエ獲得を検討しているようだ。3日に英紙『デイリー・スター』が報じている。

　同紙によると、アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督がパイエの獲得を望んでいるとのこと。ヴェンゲル監督は「彼はフランス国内においてもスター選手の一人だ。彼は少し遅れてキャリアの成長を遂げ可能性を見出している」と語りパイエを称賛している。

　ただ、同じロンドンに本拠地を置くライバル同士、シーズン途中であることを考慮すると獲得するのは非常に難しいだろう。

　パイエは昨季公式戦44試合に出場し15得点17アシストを記録。精度の高いFKやパスを武器としており、ウェスト・ハムの中心選手となっている。

　その活躍ぶりから中国スーパーリーグのクラブなどに関心を示されたが、パイエは残留する意思を示し今年2月に契約期間を2021年まで延長していた。

　パイエに関してはマンチェスター・ユナイテッドも獲得を狙っているとされている。ただ、今季終了後の獲得を目標としているようだ。

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