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シャペコエンセ優勝は「決定済み」と副会長明言。来年のスルガ銀行杯で来日か

text by 編集部 photo by Getty Images

シャペコエンセ
シャペコエンセ本拠地で行われた追悼集会【写真:Getty Images】

 南米サッカー連盟(CONMEBOL)は、コパ・スダメリカーナで決勝進出を果たしていたブラジル1部シャペコエンセの優勝を認め、タイトルと賞金を贈ることを決めたようだ。同クラブの会長代行が明かしたとして、3日付のブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 シャペコエンセは決勝でアトレティコ・ナシオナルとの対戦を予定していたが、1stレグの行われるコロンビアのメデジンへ向かう飛行機が墜落。選手の大半が命を落とす惨事となり、決勝は延期された。

 ナシオナルがシャペコエンセにタイトルを譲りたいという意向を表明する一方で、CONMEBOLは決勝の中止に難色を示しているとも伝えられていた。だがシャペコエンセの会長代行を務めるイバン・トッツォ副会長は、優勝が認められることが決まったと話している。

「CONMEBOLはシャペコエンセをコパ・スダメリカーナのチャンピオンとして宣言することになる。優勝賞金200万ドル(約2億2700万円)も贈られる。全て決定されたことだ。トロフィー贈呈のセレモニーが行われるかどうかは知らない」とトッツォ副会長は話している。

 コパ・スダメリカーナ優勝が認められたとすれば、シャペコエンセは来年度のレコパ・スダメリカーナおよびコパ・リベルタドーレスの出場権を得ることになる。また、コパ・スダメリカーナ王者は毎年来日してスルガ銀行チャンピオンシップでYBCルヴァンカップ(旧ヤマザキナビスコカップ)王者と対戦しており、来年には日本で浦和レッズとの対戦が実現することになるかもしれない。

【了】

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