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FKで逆転弾の起点となった本田、伊メディアは及第点「左サイドで役に立った」

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
逆転勝利に貢献したMF本田圭佑【写真:Getty Images】

 日本代表FW本田圭佑が所属するミランは、現地時間の4日に行なわれたイタリア・セリエA第15節でクロトーネと対戦し2-1で勝利をおさめた。この試合に途中出場した本田は、逆転勝利につながる攻撃の起点となってチームの勝利に貢献している。

 本田は、1-1の状態で迎えた81分に左ウィングでプレーしていたFWエムバイェ・ニアンに代わって5試合ぶりに出場を果たした。すると、85分に左サイドでスローインを受けた本田が左タッチラインの近くで相手のファウルを受ける。そこから本田がフリーキックをゴール前へ蹴り入れると、クロトーネDFがクリアし損ねたボールを拾ったラパドゥーラがゴールに流し込み、ミランに逆転勝利をもたらした。

 この働きにイタリア版『ユーロスポーツ』は、「逆転弾のお膳立てをしたのは彼だ」と評し、10点満点の採点で及第点となる「6点」を与えた。

 そして伊紙『ラ・レプッブリカ』は、「左サイドで役に立った。滅多に出番はなかったものの、これまでは逆サイドで起用されていた。この起用が彼にとってミランで迎える新たなサイクルの前兆となるかどうかは誰にも分らない」と評し、同じく「6点」をつけている。

 さらにイタリア『イル・スッシディアーリオ』は、「10分程度しか出番はもらえなかったが、そこでミランのゲームにクオリティをもたらした。彼のフリーキックからラパドゥーラの逆転弾が生まれた」とし、チームで2番目に高い「6.5点」の評価を下した。

 この勝利により2連勝を収めたミランは、首位ユベントスとの4ポイント差をキープし、同じく勝利をおさめたローマと並んで2位タイにつけている。

【了】

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