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仏2部DF、恋人との口論後に19歳の青年を野球バットで重傷負わせ逮捕

text by 編集部 photo by Getty Images

アントワーヌ・コンテ
トゥーロン国際大会2014時のDFアントワーヌ・コンテ【写真:Getty Images】

 フランス2部のスタッド・ランスに所属する22歳のDFアントワーヌ・コンテが、見知らぬ19歳の男性に野球バットで重症を負わせたとして逮捕された。仏紙『レキップ』など複数紙が報じている。

 コンテは、8日の夜に自宅で恋人と激しい口論をしたという。そこでこの恋人が家から飛び出して行くと、コンテは野球バットを持って恋人を追い掛けて行ったようだ。

 そこを偶然通りかかった見知らぬ19歳の男性が、喧嘩をする2人の怒りを鎮めるために介入したという。すると、コンテはその青年に対して激怒し、持っていた野球バットで何度も強烈に殴打。この打撃により同男性は強い頭部の外傷と脳出血を引き起こし、搬送された病院で生死を彷徨うほどの重体となっているという。

 この事件を受けて、スタッド・ランスは公式サイトを通じて速やかにこの事件を起こしたコンテの行動を非難。そして、「万一この事件が真実として認識された場合には、選手はカッとなって行ったその罪を償わなければならず、見せしめとしての刑罰が科される可能性がある」と表明を出した。

 パリ・サンジェルマンの下部組織で育ち、U-17からU-21まで各年代のフランス代表に選ばれて来たコンテ。しかし、この事件により逮捕されたコンテは、5年間の禁固刑が求められる可能性があると報じられている。

【了】

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