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主力温存のレアル、デポルを撃破し公式戦35試合無敗。クラブの歴代最長記録を更新

text by 編集部 photo by Getty Images

セルヒオ・ラモス
決勝弾を決めたセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

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【レアル・マドリー 3-2 デポルティボ リーガエスパニョーラ第15節】

 現地時間10日にリーガエスパニョーラ第15節が行われ、レアル・マドリーはホームでデポルティボと対戦。セルヒオ・ラモスなどのゴールにより、マドリーが3-2で勝利をおさめた。

 現地時間7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節でボルシア・ドルトムントと引き分けたことで、クラブの歴代最長記録に並ぶ公式戦34試合無敗を達成した首位のマドリー。しかし、日本で行われるクラブ・ワールドカップ(W杯)に万全の体制で臨むため、ジネディーヌ・ジダン監督は主力を温存することを決断している。

 これにより、マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は大幅にスタメンを変更。4バックは右からダニーロ、ペペ、ラモス、ナチョが最終ラインに入り、中盤にはクロースとカゼミーロを先発で起用。2列目には右からアセンシオ、イスコ、ハメスが並び、ワントップにはモラタが入った。

 開始して50分、バイタルエリアまで下がったモラタがパスを受けると、そこから振り向きざまに右足で強烈なミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、マドリーが先制に成功する。

 しかし、すぐさまデポルティボも反撃を開始。63分に激しいプレスでカゼミーロからボールを奪うと、そこからパスを繋いでボールを受けたホセルがエリアの手前からゴール左上隅にシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 それでもデポルティボは攻撃の手を緩めない。その2分後には後方からのロングパスを受けたアンドネが右サイドからゴール前にグラウンダーのクロスを送ると、再びホセルが今度は飛び出したGKの股を抜くシュートを決め、逆転に成功。

 これにより立場が逆転したジダン監督は、バスケス、ディアス、マルセロを投入。するとこの采配が功を奏し、84分に右サイドからのクロスにディアスが頭で合わせ、同点に追いつく。

 そして迎えた後半アディショナルタイム、左CKからラモスがヘディングシュートを叩き込み、勝ち越しに成功。これが決勝点となり、マドリーは3-2で勝利をおさめた。

 この結果、レアルの公式戦連続無敗記録は35試合に伸び、クラブの歴代最長記録を更新。15日に行われるクラブW杯準決勝に向けて弾みをつけている。

【得点者】
50分 1-0 A・モラタ(レアル・マドリー)
63分 1-1 ホセル(デポルティボ)
65分 1-2 ホセル(デポルティボ)
84分 2-2 M・ディアス(レアル・マドリー)
90分+2分 3-2 S・ラモス(レアル・マドリー)

⇒順位表はこちら

【了】

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