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久々先発の長友に伊メディアは厳しい採点。同サイドの相手選手に苦戦と指摘

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
インテルの長友佑都【写真:Getty Images】

 現地時間11日にセリエA第16節が行われ、インテルはジェノアに2-0の勝利を収めた。この試合に先発でフル出場したDF長友佑都に対し、イタリアメディアはやや厳しい採点をつけている。

 リーグ戦で6試合ぶりの先発となった長友は、3-4-3の中盤左サイドに入った。オフサイドや枠外シュートで得点には繋がらなかったとはいえ決定的なチャンスに絡むなど、高い位置取りから攻撃面では積極的なプレーを見せていた。

 だが『トゥットメルカートウェブ』や『FCインテルニュース』は「5.5」、『カルチョメルカート』や『ユーロスポーツ』は「5」といったように、イタリアメディアの多くは長友に及第点を下回る採点をつけている。共通しているのは、ジェノア右サイドでプレーしたダルコ・ラゾビッチに苦戦を強いられたという指摘だ。

「彼のサイドからたびたびラゾビッチに侵入された」「ジェノアの特に危険なプレーはラゾビッチから生まれていた」「技術面でもフィジカル面でもラゾビッチに翻弄され、スピード勝負でも敗れていた。左サイドは依然としてインテルにとって深刻な問題だ」など、サイドでの攻防に関して厳しい寸評が記されている。

 一方で高採点を与えられたのはやはり、2得点で勝利の立役者となったMFマルセロ・ブロゾビッチ。「7」や「7.5」など軒並みチーム最高点がつけられ、「数日前の契約延長を祝った」「(ステファノ・)ピオリ監督就任で復活した」と称賛の言葉が並べられている。

【了】

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